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拉致被害非認定被害者の大澤孝司の従兄弟、浅野様の心情を! [拉致問題]

拉致被害非認定被害者の大澤孝司の従兄弟、浅野様の心情を!

救出できるはずがない

拉致被害者の救出ができるはずがないという状態が続いています。北朝鮮と交渉して、返してくれるわけがありません。あの程度の単独の経済制裁をして目的が達成されるはずもまたないと思います。アメリカが、拉致被害者の救出にそんなに力を貸してくれるわけがありません。アメリカだけでなく、どの外国も他国の数人のための外交政策を変えたりはしません。北朝鮮が自然崩壊するというのも無理な話だと思います。そもそも、関係六ヶ国はいずれも北朝鮮の現状維持を望んでいます。北朝鮮が崩壊するとことを恐れて必死で北朝鮮を助けています。それは日本政府も同じなのかもしれません。北朝鮮が崩壊でもしたら、何十万の元在日帰国者とその家族が日本への居住を目指すでしょう。そんなことになったらどうするのか、その費用や諸問題にどう対応するのか、と考えているのかもしれません。表向きのアリバイ作りはさておき本音では政治家や官僚はそう考えているとしても不思議ではありません。事なかれ主義で現状維持が一番の安泰と考えているのでしょうか。それぞれの自己利益の追求は仕方がないのでしょうか。結局は拉致被害者にも、北朝鮮の人々にも勝手に死んで、勝手に消えていってもらった方が都合が良い、と言っているように見えます。それよりも、この機を利用して自分達の利権の拡張に努めた方が賢いと思っているようです。いずれにしても、実際に現実的に拉致被害者を救出するという声を聞くこともなく、また動きを見ることもありません。現状維持が続きます。拉致被害者の救出ができるはずがないという状態が続きます。 加えて、拉致救出のための活動は、日本を右傾化する活動だと後ろ指を指され、また外国からは国際的な平和友好の動きに日本だけが数人のことに拘ってダダを捏ねていると揶揄される始末です。そして日本国民は拉致問題に飽き、マスコミがちゃんと論陣を張ることもあまりありません。

拉致、飢餓、核

それで仕方がないのでしょうか。拉致問題は消えていくような問題なのでしょうか。ほんとうはそうではないはずです。日本人拉致被害者の数は数人ではなく数百人であり、拉致被疑者の合計は国際的には数万人の話です。また北朝鮮への在日帰国が虚偽による拉致だということを理解すれば、拉致被害者の総数は数十万に達します。北朝鮮の拉致は非常に大きな問題なのです。ことはそれだけで終わりません。 北朝鮮が慢性的な飢餓と圧政で数百万の死者を出してきとことは周知の事実です。金政権に食糧援助をしたにも関わらず、いや援助をしたが故に、その圧政を強化することに協力し、その結果として夥しい数の餓死者を出してきたことでも理解できるはずです。北朝鮮の問題は数百万、数千万の人間に関わることなのです。 さらにそれは北朝鮮内だけのことに限りません。北東アジアの周辺国の数億の人々にも直接に影響する問題です。金正日政権は核の恐喝によって、外国から自分達の政権への援助を掠め取ろうとしています。

偽りの友好

各国政府は金正日政権と友好することが北朝鮮との友好だと偽っていますが、金政権との友好は北朝鮮の人々と敵対することを意味します。 北朝鮮に友好的な対応をして問題を解決しようという試みは過去にもありました。しかしそれでは解決しないことが既に証明済みなのです。援助をしても飢餓がなくならないだけでなく、核も結局はなくならないのです。それも当然です。経済政策を変えない限り、自国民を養うことはできません。そして支配者が変わらない限り経済政策を変えることはできないのです。そして支配者は自分達の独裁を手離さないのです。反対する国民を公開処刑や収容所の恐怖の支配で権力を維持し、他国を核で恐喝して援助を手に入れる他に手段がないのです。今までそれをずっと繰り返してきました。 それなの金正日政権に融和的な態度とって現状維持を続けようとする動きがあります。金正日政権との融和は、国際的な平和と友好に反することなのです。米国が、核のないイラクを攻撃し、核のある北朝鮮と友好しようとするのは、核の拡散の動きを一層招くでしょう。唯一の被爆国の日本はそれに対し明確な異議を唱えませんでした。北東アジアにさらなる核の拡散を許すのでしょうか。日本が諸国との平和を達成することを願うと言うならば、何故に平和を達成するための対応をしないのでしょうか。

北朝鮮の再建

北朝鮮のためにも、また北東アジアのためにも、北朝鮮の再建が必要です。そんなことを言うと、内政干渉だという批判があるかもしれません。しかし慢性的な飢餓と、核の恐喝による物乞いだけが売り物の金正日政権に内政干渉を批判する権利はありません。強制収容所と公開処刑の圧政でやっと政権を維持し、出国を法律違反にしてしか国家を維持できない政権に内政干渉を批判する資格はありません。 金正日政権は、北朝鮮の国民にとってだけでなく、全ての国々、全ての人々にとって危険です。金正日政権は今後も、核や、拉致や、テロや、偽札や、ドラッグ等の危険な活動を続けるのでしょうか。北朝鮮の現状維持は、日本にとっても、北朝鮮にとっても悪いのです。北朝鮮の現状維持は、中国にとっても、アメリカにとっても、悪いのです。北朝鮮をもっと豊かでもっと平和志向の国にすることは、北朝鮮にとってだけでなく、周辺国にとっても必要なことです。北朝鮮の再建は、北朝鮮にとってだけでなく、周辺国にとっても必要なことです。各国が協力して、北朝鮮の再建を果たすことが必要です。 私達は、拉致被害者を救出すれば、他の人が死んでもかまわないと言っているわけではありません。私達は、一国の国益だけを語っているわけではありません。全ての拉致被害者を救出し、北朝鮮に囚われの身の全ての人々を解放し、北朝鮮の経済を再建し、地域の非核化を達成し、北東アジアの平和と繁栄を達成することが必要です。北朝鮮の再建無くして、北東アジアの真の平和と繁栄は達成できません。北朝鮮の再建は必要なことであり、また可能なことです。日本は関係各国と、北朝鮮の再建について、積極的で具体的な話し合いを早急にすべきです。それともまだ現状維持を続けるのでしょうか。それともまた惰性に任せるのでしょうか。

ワシントンDCらち連絡会世話人: 浅野泉 (非認定被害者の大澤孝司の従兄弟) www.asanocpa.com/rachi 拉致被害者全員の救出を早急に実現しよう!

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