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石原知事しっかり! [台湾]

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台湾は日本の生命線!様より転載です

石原都知事は馬英九を叱れ!




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■岩波「世界」で愚かな宣伝

台湾の「自由時報」(十月七日)が、馬英九総統のとんでもない発言が、岩波書店の月刊誌「世界」に掲載されていると報じた。そこでそれを買いに近所の書店を回ったのが、かつて一世を風靡したこの反日左翼雑誌も、今ではどこにも売っていない。二十年ほど前に「正論」誌が「『世界』は主に図書館が仕入れるくらい」と書いていたが、もはや地元の図書館でも置いていなかった。

それはそれで結構なことで、とりあえずここでは「自由時報」を参考にして説明すると、馬英九氏は「世界」のインタビューに応じた際。最近彼がメキシコのメディアに対し、台湾と中国は「国と国との関係ではない」と発言したことが話題になり、そこでここでも「中国大陸もまた、我が中華民国の領土だ」と言い切ったと言う。何でも「中華民国憲法の規定上、我が方は中国大陸を国家と承認していない」と説明しているようだが、信じがたいことである。

「大陸反攻」を夢見た蒋介石総統は「中国大陸は中華民国だ」と言い張って、世界を困惑させ、日本人からも馬鹿にされていたものだ。しかしその後、李登輝総統が台湾人の理性で、台湾と中国は「国と国との関係」だと訴えたことで、日本でもそのころから、台湾はまともな国として支持を集めるようになったのだが、中国はこの「二国論」に怒り狂い、東アジアの緊張を高めた。なぜならこの国は言うまでもなく、台湾を併合するため、「台湾もまた、中華人民共和国の領土だ」と宣伝しているからだ。

■媚中―馬英九の蒋介石との違い


ところが今度の馬英九総統は、再び蒋介石時代と同じことを言い出したのだ。理由はもちろん「大陸反攻」のためではなく、中国への媚びである。彼は「関係改善」と呼ぶが、台湾併呑の国家目標を堅持する中国との「関係改善」など、投降以外の何ものでもない。


今の時代に、馬英九が「大陸も中華民国」と発言したのは、中国に媚びるためこんな馬鹿げたことを言っている国が、いざ併呑されようとするとき、国際社会は本当に手を差し伸べてくれるだろうかと心配になってくる。

馬英九氏が反日、親中と言われているためかも知れないが、「世界」もずいぶん愚かな人間を取材しに行ったものだ。昔から有害な記事ばかりを載せていたが、もしかして日台分断が狙いかなどとつい勘ぐってしまう。


■台湾の憲法も押し付け憲法

ところでその「中華民国憲法」だが、台湾のと日本の戦後状況は本当によく似ていて、その憲法もまた日本国憲法と同様、外国(大陸時代の中華民国)による押し付け憲法である。そのためそれが規定する中華民国の「固有領土」は制定当時のまま、中国(現在の中華人民共和国)なのだ。

ちなみに、もっとおかしいのは、清国の版図を継承するとの立場から、今のモンゴル国の領土も入っている。そしてさらにおかしいのは、台湾が入っていないことだ。なぜなら「固有領土」を画定した当時、台湾は日本の領土だったからだ。

もっともそうした不備、矛盾、ウソなどは気にしないのが中国人だ。馬英九氏はこの憲法の存在を口実に「中国は一つ」と主張し、そしてそれが中国の台湾併呑の口実となっているのである。

中国は、台湾側が「一つの中国」を承認すればそれでいい。「大陸も中華民国」と言われても、誰も信じないわけだから、痛くも痒くもない。


■在日独立派の中華民国打倒の訴え

だからもしこの憲法を廃棄したら、「台湾独立だ」と言うことで、中国は武力行使をすると言っている。そのため米国も反対だ。

しかし台湾独立を訴える在日台湾人のメールマガジン「台湾の声」(十月八日)は「このように台湾を中国の一部だとするのが中華民国体制で、それを支える元凶が中華民国憲法であり、それが打倒の目標であることを、馬英九は我々に教えてくれた」と強調している。

そしてこう呼びかけた。「今日は東京のホテルオークラで、中華民国の誕生日『国慶節』を祝賀するパーティーが中華民国の出先機関によって開催される。在日台湾人や台湾を支持する日本人が大勢招待されているようだが、このような世界の常識に反する中華民国体制を支持する人間以外は、ボイコットするのが常識ではないか」と。

中華民国打倒のためには、日本人の支持も必要なのだ。


■中国傾斜は日本への裏切りと知れ

参加ボイコットも呼びかけられた都内の国慶節祝賀パーティー

この祝賀パーティーに参加した人の話だと、参加者は例年より大幅に減っていたそうだ。こうした呼びかけがあったからかも知れないが、すでに台湾紙は、国民党政権は日本との関係が薄いとして、そのことを予測していた。

これまでは駐日代表(大使)が中華民国体制打倒の台湾独立運動のリーダーだったため、「国慶節」は形骸化し、独立を支持する台湾人や日本人も大勢やってきて大盛況だったらしいが、今回はその人たちが来なかったらしい。

最近赴任した在台中国人の馮寄台駐日代表の挨拶は、馬英九政権の反日イメージを払拭するためか、対中国関係の話はあまりせず、日本への友情を盛んにアピールしたものの、今までの台湾人が日本人に与える感動のようなものは感じられなかったとか。

要するに馬英九政権が中国傾斜を続ける限り、日本人は警戒するしかないのである。いかに「馬英九は反日ではない」とアピールしたところで、中国傾斜自体が日本離れ、日本との敵対を意味しているからだ。反中感情の裏返しとしての親台感情でもあると言うのに、台湾の中国接近は、日本人にとっては裏切りにしか見えない。


■石原都知事は何をしている

ただ石原慎太郎都知事は出席し、祝辞も述べたそうだ。台湾では親台派の大物政治家として広く尊敬される一方、「馬英九は反日だから嫌いだ」と発言して拍手を浴びたり、在台中国人勢力から罵られたりもした石原氏は、とにかくこの国に対しては存在感が大きい。だからこれで「中華民国の出先機関」も本国に対して面子を保てたことだろう。


馮寄台駐日代表(左)と懇談する石原都知事

しかし石原氏はたしかに親台派でも、他の多くの親台派政治家と同様、中華民国体制がいかなるものかを充分に理解していないとも聞く。

本来なら石原氏は、「親中は嫌いだ」と言ってパーティーをボイコットし、さらに彼を信頼する台湾国民に対し、「中華民国憲法は危険だ」「台湾は台湾。中国の一部ではない」「馬英九の中国傾斜を抑止せよ」と訴えるべきだったはずだ。


台湾が中国に併呑されれば、困るのは日本なのだ。

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中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!

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「強い日本」求める台湾―麻生首相に多大な期待

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麻生太郎氏が二十四日、首相就任。これを受け米紙ニューヨーク・タイムズは二十五日の社説で「(中国などの)隣国では好戦的な民族主義者としてよく知られている」とし、「米国が最も必要としている日本はアジアから怒りを買うような帝国主義を空想し、力を誇示するような政府ではない」と、はなはだ現実から乖離した論評を行ったが、それはそれで中国人や韓国人の明らかな代弁として注目に値する。

中韓の人々が望むのは「頭を下げる弱い日本」だが、それらが「好戦的」だと罵ると言うなら、「頭を下げない」近隣外交を日本の首相が進めそうだ、と言うことになるからだ。
一方、逆にそのような麻生首相に期待するのが台湾だ。「友台度(台湾との友好度)一〇〇%」(テレビ局TVBS)との手放しの称賛も見られたほどだ。ちなみにこの「友台度」とは、「反中度」、つまり「中国にノーを言える度合い」を意味している。


台湾紙自由時報は、麻生氏が「親台派」と看做され、台湾国民から歓迎された事例を次のように挙げる。

「自民党政調会長時代に台湾を訪問した」「公開の場で台湾を『国』と呼んだ」「中国の毒餃子事件が起こったとき、国民に『中国の製造責任にさらに強烈な怒りを』とアピールした」「小泉内閣での外相任期中、『中国が扱いにくいのは今始まったことではない。聖徳太子の時代からそうだ』と述べた」

日本人には意外かもしれないが、ただこれだけのことで麻生氏は、台湾では「親台派」と期待されているのだ。そしてそれは台湾だけでなく、中国も同様だろう。媚中空気が蔓延する日本の政界で、ここまで中国の嫌がる言動を弄する麻生氏は、許しがたき「親台派」の代表的一人だ。

二十五日、交流協会台北事務所(日本の駐台大使館に相当)が「日本政府は、台湾のWHO年次総会へのオブザーバー参加を支持する。この立場は変わらない」と表明すると、台湾外交部は歓迎のコメントを出し、「麻生首相の執政下で、台日関係はさらにいい方向に発展するだろう」と強調。やはりここでも麻生氏への期待感が見られた。台湾は中国の強力な妨害で、PLOですら果たしている参加すらできないでいるが、麻生氏が早くから支持表明していたことを記憶しているのだろう。

麻生氏が外相時代に提唱した「自由と繁栄の弧」構想も台湾では歓迎されていた。輔仁大学助日本語学科の何思慎助教授は「麻生氏は福田氏の中国重視政策と違い、日米同盟を外交の主軸とするだろう。価値外交を重視するマケイン氏が米大統領に当選し、同じく麻生氏が首相であるなら、台湾にとってはとても有利だ」と分析する。

米国の共和・民主両党大統領候補の外交ブレーンを訪問している辜!)敏前総統府資政は二十五日、昨年麻生氏と面会した際、日台の安保上の相互依存関係を重要視していたとして、米国に「日米2プラス2」を通じ、台湾への関心を強化させて欲しいとメディアに語った。

辜!)敏氏によると「米国は最近、台湾問題では積極的ではない」とした上で、「もし中国を重視して台湾の重要性を軽視して行くなら、台湾の安全は危機に陥る。これまで日本は米国の主導を受けてきたが、台湾を手放されては日本の安全には不利」であり、「日台は緊密な安全同盟が必要だと建議して欲しい」と言うわけだ。そして「麻生氏はこの観点に同意している。首相に就任したことで、台日関係は強化されるはずだ」と、やはり麻生期待論を展開している。

二十五日まで来日していた李登輝氏も、麻生氏を「強いリーダーとなる」とし、その首相就任を歓迎していた。そして「日本を明るく強い国にする」との発言に対し、「その一言に注目している」と強調した。

自由時報は「台湾の境遇をとても理解する麻生氏の就任は、台湾にとって強心剤であることは間違いないが、経済政策において台湾のために国益を犠牲にすることは決してない」とし、「ただ台日関係は前進すると期待しても、そうなる保証はない」と戒めているが、それほど麻生首相の誕生で、「日本は変わる」と多大に期待されていると言うことだろう。

「明るく強い日本」を求める台湾人。それにはそれなりに国際情勢に即した合理的理由があるのである。日本はそれを裏切るわけには行くまい。

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